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国際ジェンダー学会
大会プログラム
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国際ジェンダー学会2018年大会ご案内 (第3報)

2018年9月1日(土)~2日(日)
聖心女子大学

国際ジェンダー学会
http://www.isgsjapan.org/(ウェブサイト)
http://isgsblog.blogspot.jp(公式ブログ)

個人報告要旨はこちらから閲覧できます
(一部要旨については会場で配布した要旨集に記載された内容とは異なります)
ラウンドテーブル・シンポジウムの内容は学会誌に掲載いたします

大会実行委員長挨拶

 国際ジェンダー学会2018年大会を9月1日(土)~2日(日)に聖心女子大学にて開催いたします。

 午前中に特別ラウンドテーブル、午後にシンポジウム1とラウンドテーブルを行います。特別ラウンドテーブルでは初代代表幹事岩男寿美子さんを追悼しつつ国際ジェンダー学会の40周年を振り返ります。シンポジウム1は40周年記念シンポジウムとして「人間の安全保障とジェンダー研究のこれから」のテーマで行います。人間の安全保障とジェンダー平等の今後の見通しを考える基調講演、次に本学会各分科会から「人間の安全保障」とジェンダーの各課題を問題提起し議論します。シンポジウム1の後には、シンポジウム1の議論を深めるラウンドテーブル(人間の安全保障とジェンダー)を実施します。また、共通テーマのもと自由に議論を交わすラウンドテーブルを二つ開催します。「ソーシャルメディア時代のメディアとジェンダー」と「バングラデシュ農村におけるリプロダクティブ・ヘルス改善の道筋を探る」という興味深いテーマで実施します。夜は、4号館1階のcafé Jasminにて懇親会です。ぜひご参加ください。

 二日目午前は5つの分科会にわかれての個人報告です。今年も大変充実した内容の報告がそろいました。午後は総会ののち、シンポジウム2として「男性学/男性性研究のゆくえ」を開催します。男性学/男性性研究の到達点を踏まえて、男性支配をめぐる社会変化や「社会変革の担い手としての男性」を視野にいれた今後の男性学/男性性研究の方向性について考えます。どうぞご期待ください。

 実りある大会となるよう、実行委員一同鋭意準備をすすめております。皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。

大会実行委員長 大槻奈巳

国際ジェンダー学会2018年大会 会場までのご案内

【会場】

聖心女子大学 3号館(懇親会4号館)
9月1日(土)受付:3号館1階宮代ホール前(10:00~)
9月2日(日)受付:3号館1階宮代ホール前( 9:00~)

【所在地】

〒150-0012 東京都渋谷区広尾4丁目3-1

【アクセス】

https://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/
東京メトロ日比谷線「広尾駅」
2番「天現寺橋(聖心女子大学)方面」出口下車 広尾商店街を通り約3分 アクセス

3号館案内図

3号館案内図

国際ジェンダー学会2018大会タイムテーブル

8月31日(金)

18:30 ~ 20:00  理事会(4号館2階聖心コモンズ)

9月1日(土)

9:00 ~ 10:00  評議員会(ブルーパーラー:大学受付となり)
10:00 ~      参加者受付開始(3号館1階)
10:30 ~ 12:00  特別ラウンドテーブル(宮代ホール)
13:00 ~ 15:00  シンポジウム1(宮代ホール)
15:15 ~ 17:15  ラウンドテーブル(342,332,340)
17:45 ~ 19:45  懇親会(4号館1階café Jasmin)

9月2日(日)

9:00 ~      参加者受付開始(宮代ホール前)
9:30 ~ 12:30   個人発表(332,333,340,342,343)
12:40 ~ 13:40  総会(332)
14:00 ~ 16:30  シンポジウム2(宮代ホール)
16:30       閉会

※ 両日とも大学構内には食事・印刷を提供できる施設がありません。各自でご準備をお願いします。

※ クローク(331)、控室(331,341)、託児室(344)
9月1日(土) (10:00~17:45)
9月2日(日) ( 9:00~16:45)

特別ラウンドテーブル

9月1日(土)10:30~12:00 宮代ホール

<テーマ>岩男寿美子さんから学ぶ

<企画・司会>小玉美意子

<内容>

a)企画委員からの報告

1)小玉美意子: 司会挨拶
2)広中和歌子: ジェンダー学会設立のころ
3)藤原千賀: 研究者としての業績(前半)
   国広陽子: 研究者としての業績(後半)
4)小玉美意子: 社会的活動
5)柴尾智子: 国際的活動
6)加藤敬子: 岩男さんの行動力の源泉―家族の物語
7)広中和歌子: 岩男寿美子像のまとめ

b)会場の参加者からの発言

シンポジウム1 (40周年記念シンポジウム)

9 月1 日(土)13:00~15:00 宮代ホール

人間の安全保障論とジェンダー研究のこれから

<司会>柘植あづみ(明治学院大学)・池田恵子(静岡大学)

■基調講演
田中由美子(城西国際大学)
人間の安全保障とジェンダー研究のこれから

■パネルディスカッション:分科会活動を展望する

教育分科会木村育恵(北海道教育大学)
開発とジェンダー分科会江藤双恵(獨協大学)
労働分科会鵜沢由美子(明星大学)
現代生活学分科会上村協子(東京家政学院大学)
メディアとジェンダー分科会  関根里奈子(一橋大学)

ラウンドテーブル

9 月1 日(土)15:15~17:15 342、332、340

■ラウンドテーブルディスカッション(人間の安全保障とジェンダー):342 室

<テーマ>
「人間の安全保障とジェンダー」を研究視点に取り入れる方法を考える
<司会>
柘植あづみ(明治学院大学)・池田恵子(静岡大学)
<話題提供>
シンポジウム1の基調講演とパネルディスカッションを
受けて意見交換します
<コメンテーター>
田中由美子(城西国際大学)ほか

■ラウンドテーブルディスカッション1:332 室

<テーマ>
バングラデシュ農村におけるリプロダクティブ・ヘルス改善の道筋を探る
<企画>
松岡悦子(奈良女子大学)
<話題提供>
嶋澤恭子(神戸市看護大学)・五味麻美(川崎市立看護短大)・青木美紗(奈良女子大学)
<コメンテーター>
藤掛洋子(横浜国立大学)

■ラウンドテーブルディスカッション2:340 室

<テーマ>
ソーシャルメディア時代のメディアとジェンダー
<企画>
小林直美(山形大学)
<司会>
笹川あゆみ(武蔵野大学)
<話題提供>
田中洋美(明治大学)・花野泰子(立教女学院短期大学)・村上郷子(法政大学)・髙橋香苗(明治大学大学院)・陳予茜(明治大学大学院)

個⼈発表<第1グループ>

9月2日(日)9:30~12:30 332 室

<座長>織田由紀子(JAWW)

1. 中井美奈(ロンドン大学大学院)
英国ソマリアコミュニティーにおける女性性器切除(FGM)の考察

2. 赤澤真実(フェリス女学院大学)
在日ブラジル人女性からみるパフォーマティヴなジェンダー規範
―身体的表象に着目して―

3. 小野道子(東京大学大学院)
カラチのロヒンギャ女性と女児たちの安全保障
:母と娘の安全な居場所としての路上

4. 劉楠(長崎大学)
中国の留守児童問題と中華婦女連合会の活動

5. 木曽恵子(宮城学院女子大学)
東北タイ農村女性による「公共性」の形成と主体構築
―住民組織の活動を中心に

6. 藤掛洋子(横浜国立大学)
パラグアイ都市スラム・カテウラにおけるジェンダー問題
~わかものたちの取り組みから考える~

個⼈発表<第2グループ>

9月2日(日)9:30~12:30 333室

<座長>宮崎聖子(福岡女子大学)

1. 高橋美和(実践女子大学)
仏教教学はジェンダー秩序を変えるか
―カンボジアにおけるアピダンマ学習の現場から

2. 阿部貴美子(明治学院大学)
村の助産師不足 変容するカンボジアで出来ること

3. 横山美和(お茶の水女子大学)
米国のコムストック法と産児調節運動

4. 三枝麻由美(名古屋大学)
ジェンダー平等社会へのアプローチ
:スウェーデン、フランス、日本の比較

5. 佐々木綾子(千葉大学)・大野聖良(お茶の水女子大学)
日本におけるTrafficking 概念の形成と運動の批判的検討
―アメリカとの比較から

6. 関根里奈子(一橋大学)
「戦う美少女」とミリタリーカルチャー

個⼈発表<第3グループ>

9月2日(日)9:30~12:30 340 室

<座長>鵜沢由美子(明星大学)

1. 跡部千慧(静岡大学)
女性教員の戦後史と<戦後家族モデル>

2. 木村育恵(北海道教育大学)・河野銀子(山形大学)・田口久美子(和洋女子大学)・池上徹(関西福祉科学大学)・跡部千慧(静岡大学)・高野良子(植草学園大学)・村上郷子(法政大学)・井上いずみ(公立学校教員)
女性教員のキャリア形成をめぐる教員育成のスタンダード化政策の課題

3. 竹下美穂(東京女子大学)
母親の多様化と小学校PTA 活動の再活性化

4. 小林三津子(JAWW)
日本における女性IT技術者(1970年代~2010年代)

5. ノーラ・ワイネク(一橋大学大学院)
在日米軍と共に生きる――沖縄の基地で働く女性たち

6. 対馬順子(リーズ大学)
日本の女性と日々の暮らし(1965-1995)
―女性は財の保有程度をどうとらえていたか

個⼈発表<第4グループ>

9月2日(日)9:30~12:30 342 室

<座長>池松玲子(東京女子大学大学院)

1. 田中恵(一橋大学大学院)
トランスジェンダーのパス実践を読み直す

2. 鴨澤小織(日本大学)
女性特有の課題に対応したメンタルヘルス支援
:社会モデルの視点から

3. 金杉範子(JAWW)
エンパワーメントの多様な型についての考察
―女性農業者の事例より―

4. 佐伯芳子(東京女子大学)
移住女性労働者の組織化とSDGs

5. 池田恵子(静岡大学)
女性による防災活動の進展:全国的な動向の分析

6. 天童睦子(宮城学院女子大学)
震災後の女性の経験とジェンダー問題の再構築

個⼈発表<第5グループ>

9月2日(日)9:30~12:30 343室

<座長>太田由加里(日本大学)

1. 山根純佳(実践女子大学)
介護施設における両立支援とジェンダー
:女性職における男性主流化のプロセス

2. 新倉久乃(フェリス女学院大学大学院)
外国人ひとり親支援福祉制度に潜むジェンダー規範
―在日タイ女性の事例から

3. 菊地栄(一般社団法人社会デザイン研究所・立教大学)
福島第一原発事故がもたらした「子育て」への影響と8年目の課題
~県内に居住する被災した親たちと「母子保健」専門家の語りから

4. 仁科薫(大妻女子大学)
多様性に開かれた子育て支援政策の可能性

5. 齋藤早苗(東京大学大学院)
男性はなぜ育児休業を取得できないか
――ジェンダー視点を再考する

6. 佐藤文香(一橋大学)
男性性と軍隊・戦争の関係を再考する
―「軍事的男性性」概念の予備的考察に向けて

シンポジウム2(公開)

9月2日(日)14:00~16:30 宮代ホール

男性学/男性性研究のゆくえ

<司会>山根純佳(実践女子大学)

■基調講演
多賀太(関西大学)
男性学・男性性研究の視点と実践的意義

■報告
1. 澁谷知美(東京経済大学)
ここが信用できない日本の男性学
―平山亮『介護する息子たち』の問題提起を受けて

2. 川口遼(首都大学東京)
男性学・男性性研究の課題-『男性の被害者意識』を中心に

■コメント

海妻径子(岩手大学)・大倉韻(東京医科歯科大学)

■パネルディスカッション

大会参加者の皆様へ

1.大会参加について

大会・懇親会への参加申し込みは、8月19日(日)までにページ上部の<Web申し込みはこちらから>より手続きをして下さい。
なお、大会当日の参加も受け付けます。

2.受付

9月1日(土):3号館1階宮代ホール前(10:00~)
9月2日(日):3号館1階宮代ホール前( 9:00~)

3.参加費・懇親会費のお支払い

参加費・懇親会費は当日受付で、現金でお支払いください。

1) 参加費:
 会員 3,000円
 非会員 3,500円
 学生(会員・非会員) 1,000円

2) 懇親会費:
 会員・非会員 4,500円
 学生(会員・非会員) 2,000円

※ 参加費・懇親会費は、当日、受付でお支払い下さい。

※ 懇親会は4号館1階café Jasmin にて開催します。

懇親会をキャンセルされる場合にも、懇親会費をお支払い頂きます。どうかご了承ください。

4.書籍販売

書籍販売スペースを、3号館1階受付脇スペースに設けます。ご希望の方は、必ず前もって大会事務局(otsuki[at]u-sacred-heart.ac.jp)へお申し出ください。

5.託児

託児希望に対応致します(お一人当たり半日1000 円程度のご負担をお願い致します)。8月19日(日)までに大会実行委員会託児担当・跡部(atobe.chisato[at]shizuoka.ac.jp)までお問い合わせ下さい。定員になり次第締め切らせていただきますのでお早目のご連絡をお願いします。

 

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