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国際ジェンダー学会2007年大会のお知らせ

ごあいさつ

 来る11月10日(土)〜11日(日)、東京学芸大学において、国際ジェンダー学会2007年大会を開催いたします。

 シンポジウムTでは、「教育の現場とジェンダー」と題し、教育現場のジェンダーに関連する問題を明らかにし、これからのジェンダー研究の展望について検討します。会員の皆様はもちろん、多くの方々にも来て頂けますよう、学芸大学ならではの楽しい保育プログラムをご用意して、皆様のご参加をお待ちしております。

 2日目の午前中は、個人発表が6件エントリーされました。どのテーマも、今日の社会的な状況をジェンダーの視点から深めようとするものであり、興味深い問題提起・議論が期待されます。午後のシンポジウムUでは、最近の生殖技術の急速な進展に鑑みて、「女性の身体の資源化」と題し、議論を深めてまいります。

  皆様のご参加を2007年大会実行委員会一同、心よりお待ちしております。

国際ジェンダー学会2007年大会実行委員長  福富護


「国際ジェンダー学会2007年 公開シンポジウム」パンフレットはこちら

1.参加申込み

第3号通信に同封の参加申込みハガキに、参加の可否、初日(11/10)の保育・懇親会、2日目の昼食などについて、必要事項をお書きになり、1027日(土)までにご投函ください。

2.受付

受付は、第1日目(10日)は1230分から(評議員の方は、評議員会の前に受付をお済ませ下さい)、第2日目(11日)は午前9時からC棟101前で行います。
 C棟101の場所は、同封のプログラムでご確認下さい。

3.昼食

大会2日目、1111日(日)昼食のお弁当(1000円前後を予定)の予約を受付けます。参加申込みハガキでお申し込み下さい。代金は大会当日、参加費等と一括して、受付でお支払い下さい。なお、大会初日(11/10)のお昼に関しましては、用意がございません。昼食は、お済ませのうえ、あるいはご持参の上、お出かけ下さい。

4.参加費・懇親会費の支払い

参加費・懇親会費等は当日受付で、以下の通り、現金でお支払いください。

1)参加費用  会員      3,000円
         会員外     3,500円
         公開シンポジウム(11/10)のみ参加の場合  1,000円

2)懇親会費  会員・会員外  4,000円
         学生      2,000円

5.懇親会

日時:11月10日(土)17時半〜 場所:小金井クラブ(学芸大学キャンパス内)
場所につきましては、第3号通信に同封のプログラムをご覧下さい。

6.書籍等の販売

大会当日は会員による書籍等販売コーナーを設けますが、販売は各自で行って下さい。販売を希望する方は大会専用メールisgs2007@gmail.comまでご連絡下さい(10月中)。

7.保育の申し込み

大会1日目、11月10日(土)のシンポジウムTの時間帯に、保育を受け付けます。
ご利用希望の方は、以下の要領に沿って、お申し込み下さい。なお、当日の保育は、東京学芸大学の産学連携プロジェクトである「こども未来プロジェクト」(下記をご参照下さい)との協同のとりくみにより行われます。どうぞふるってご利用下さい。

 保育時間:11月10日(土) 2:00〜5:00(シンポジウムTの時間帯)
 集合時間:11月10日(土) 1:30(時間厳守でお集まり下さい)
 集合場所:C棟101前(2007年大会受付場所と同じところです)
 年齢:満3歳以上〜小学校6年生まで
 費用:保険代100円程度と教材費(実費)
 お申し込み方法:

申込先:下記の記載事項をお書きになり、メールでお申し込み下さい。
isgs2007@gmail.com(大会専用アドレス)
記載事項:@会員のお名前と連絡先(メールアドレスおよび電話番号)
Aお子様のお名前、年齢
B保育にさいしての特記事項
アレルギーの有無など保育に際しての特記事項について、
お書き下さい。
締め切り:10月27日(土)までにメールでお申し込み下さい。
*お申し込みをされた後、大会事務局からご連絡させて頂きます。
*定員になり次第、締め切ります。

「学芸大こども未来プロジェクト」は、東京学芸大学と(株)おもちゃ王国が産学連携し、学校外教育を担う人材養成のためのプログラムなどの研究開発をめざす取組です。このプロジェクトでは、これまでに「こどもの遊びと子育て」に関するさまざまなプログラムを開発・実施してきました。2007年大会では、このプロジェクトとリンクして、子ども向けの楽しい遊びのプログラムをご用意いたしました。
プログラム例(これまでの実績から)大学敷地内での外遊び、身近なものを使った工作や立体作り等
(注)利用者の年齢や人数によって、遊びプログラムが変わります。

 

 

8.会場までのご案内

会場 東京学芸大学 C棟(受付は、C101前)
なお、理事会・評議員会にご参加の方は、C203にお越し下さい。
詳細のキャンパスマップは、同封のプログラムをご参照下さい。

<所在地>
〒184−8501
東京都小金井市貫井北町4−1−1 東京学芸大学

<アクセス>
JR中央線武蔵小金井駅北口改札口を降り、「小平団地」行き(京王バス5番バス停)をご利用になり、「学芸大学正門前」で下車。乗車時間は10分弱です。バス停より5分で正門です。(注)東急東横線「学芸大学」駅には、東京学芸大学のキャンパスはありません。ご注意下さい。
*主要駅から武蔵小金井駅までの所要時間*
東京駅より:JR中央線快速で約40分(「三鷹まで特別快速、三鷹から快速」のルートでも、あまり時間は変わりません)
新宿駅より:JR中央線快速で約30分(「三鷹まで特別快速、三鷹から快速」のルートでも、あまり時間は変わりません)

浜松町駅より:JR山手線(内回り線)を利用して、東京もしくは神田でJR中央線に乗り換えて武蔵小金井まで(約50分)。山手線(外回り線)を利用し、新宿でJR中央線に乗り換えても所要時間はほぼ同じです。

 

国際ジェンダー学会2007年大会プログラム

■2007年11月10日(土)

10:30〜12:00 理事会 C203
12:30〜 受付 C101前にて
1:00〜1:45 評議員会(評議員会の前に受付をお済ませ下さい) C203
2:00〜 5:00 シンポジウムT「教育の現場とジェンダー」
話題提供者   吉田英子さん  東京都小学校
話題提供者   星野明美さん  東京都小学校
話題提供者   大竹美登利さん 東京学芸大学
コメンテーター 高橋道子さん  東京学芸大学
司会      福富 護さん  東京学芸大学
C303
5:30〜 懇親会(東京学芸大学キャンパス内小金井クラブにて) 小金井クラブ

 

■2007年11月11日(日)

9:00〜 受付 C101前にて
9:30〜11:30

個人発表
Aグループ:上村協子さん、水野桂子さん、太田由加里さん
Bグループ:小玉美意子さん、笹川あゆみさん、木村育恵さん


C102

C103
11:30〜12:30 昼食 C303
12:30〜 1:30 総会 C303
2:00〜 4:00 シンポジウムU「女性の身体の資源化」
話題提供者  洪 賢秀さん (財)医療科学研究所
話題提供者  小門 穂さん 京都大学大学院、東京医科歯科大学研究員
コメンテーター 柘植あづみさん 明治学院大学
司会     加藤千恵さん 東京女学館大学
C303

※ プログラムの時間は若干変更される場合があります。

 

シンポジウム I 『教育の現場とジェンダー』

話題提供者      吉田 英子(東京都小学校)
話題提供者      星野 明美(東京都小学校)
話題提供者      大竹美登利(東京学芸大学)
コメンテーター     高橋 道子(東京学芸大学)
司会           福富 護(東京学芸大学)

 ジェンダーフリー教育や性教育に対するバッシングの動きが様々なレベルで多様な様相を呈しながら顕著になっております。最近では、ジェンダー概念そのものに対する攻撃もなされようとしています。

 こうした状況の中で、とりわけバッシングの直接対象ともなっている教育の現場は、具体的にジェンダーに関連したどのような問題に直面し、悩んでいるのでしょうか。ジェンダー研究を志している私たちにとって、先ずは現場で現在生じている問題をきちんと把握することが大切だと思います。次に、こうした具体的問題を見据えながら、どのようなジェンダー研究がなしうるのかを考えてみたいと思います。それというのも、ジェンダー研究が果たすべき役割には、人を固定的な枠組みや役割に縛りつけることなく、全ての人間一人ひとりの個性が尊重される社会の実現への貢献が位置づけられるからです。こうした社会の実現に向けての教育活動に対して、ジェンダー研究がどのように対応できるのか、さらに今何をすべきかを検討してみたいと思います。

 今回のシンポジウムでは、以上の問題意識をふまえて、先ず最初に、教育の現場で日頃から教育に携わっておられる吉田さんと星野さんから、教育現場で抱えているジェンダーに関連した問題の現状を報告いただきます。次にジェンダーの視点から教科教育学(生活科学)研究を実践され、昨年まで付属小学校長として管理職を経験された大竹さんに、教育現場とジェンダー研究の繋がりの可能性を問題提起していただきます。3人の話題提供者の間の議論をより明確にしていただくために、高橋さんにコメンテーターとしての役割をお願いいたしました。高橋さんは、教育心理学の研究者であるとともに現在、教員養成大学である学芸大学の男女共同参画推進本部長の立場にあります。話題提供者間の討論に教育心理学の立場や教員養成大学の行政的な立場からのコメントを頂ければと思います。

 シンポジウムに参加いただいたフロアーの方々も、積極的に議論に参加していただきたいと思います。このシンポジウムを通して、参加された全ての方々が、今教育現場で起こっている問題を共有でき、これからのジェンダー研究の行く末の一端に光を当てることができれば、企画者として幸甚に存じます。皆様方の積極的な参加を期待しております。

 

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シンポジウムII 『女性の身体の資源化』

話題提供者   洪 賢秀((財)医療科学研究所)
話題提供者   小門 穂(京都大学大学院、東京医科歯科大学研究員)
コメンテーター 柘植あづみ(明治学院大学)
司 会    加藤千恵(東京女学館大学)

 身体の各部分の資源化・商業化が進む中で、日本では不妊の「解決」手段としての代理出産や卵子提供について検討されている。また、ES細胞研究や体細胞クローンES細胞研究への胚(受精卵)や卵子の提供についても実施されているか、または検討中である。そんな中、2005年に韓国では体細胞クローンES細胞研究の論文捏造事件と、その研究への膨大な数の卵子提供が発覚した。その卵子の多くは業者によって買い取られたものであったが、不妊治療中の女性や、難病の家族からの提供も含まれていた。さらに代理出産については、従来のアメリカでの代理出産からアジア(たとえばインド)での代理出産の増加が予想されている。
このシンポジウムでは、経済のグローバル化を背景に、医療・科学研究の資源とされる女性の身体に焦点をあてて、問題を提起する。
特に、洪は、韓国の論文捏造事件と韓国社会について、事件の背景やその後の社会の対応を含めて報告する。小門は、代理懐胎に対する規制や、生まれた子の法的地位、実施の現状に関する5カ国(米・英・仏・韓国・台湾)調査に参加し、フランスを担当したため、フランスの現状を中心に、この調査の概要、見えてきた問題点について報告する。
柘植は、日本の現状について説明し、洪および小門の報告へのコメントを行う。

 

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個人発表

Aグループ(C102)
座長 加藤敬子(お茶の水女子大学)

1.上村協子(東京家政学院大学)
「日本における女性農業者の資産形成」
2.水野桂子(東京女子大学大学院)
「地域社会における女性の『居場所』−中高年期女性の地域活動と男女共同参画行政」
3.太田由加里(田園調布学園大学)
「児童福祉とジェンダー−乳幼児健診調査の事例を中心に−」


  
B グループ(C103)
座長 上松由希子(神奈川大学)

1.小玉美意子(武蔵大学)
「テレビニュース出演者のジェンダー分析−4カ国の現状比較と2カ国の経年比較」
2.笹川あゆみ(武蔵野大学)
「選択的夫婦別姓制度法制化をめぐる賛成派内のズレ−夫婦別姓選択に『正しい理由』は必要なのか−」
3.木村育恵(東京学芸大学)
「ジェンダー・センシティブな教育をめぐる『教師文化』の構造」

 

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